動物性食品を食べなくても本当に大丈夫? | |
腸内環境が改善されてくると穀物と野菜、海藻、天然醸造発酵食品(みそ、しょうゆ、漬物など)で 日本人はタンパク質やビタミン類をからだの中で生産されるようになります。動物性食品を 必要としないのはそのためです。むしろ現代は動物性食品の過剰でガンや糖尿病、心臓病、 脳血管障害など生活習慣病を多発させています。 |
ガンや糖尿病など生活習慣病には玄米菜食がよいのはわかるけど、 成長期の子どもにも大丈夫? | |
マクロビオティックの食事は体質や年代、性別に応じて柔軟的に対応しています。玄米がどんな炊き方であっても食べにくいという時は、分搗き米にしたりめん類を中心にしたり、まずは主食を柔軟的に変化させます。その上で副食(おかず)や飲み物を子どもの陰陽に応じて対処します。食卓の雰囲気や親の気持ちや体の状態に応じても子どもの食欲や気持ちは変わってくるものです。 穀菜食の子育てをされた大森英桜・一慧先生のお子さんたちは50代から40代になります。みなさんお元気で暮らしています。わが家も10代から赤ちゃんまで5人を穀菜食で育てていますが、みんな元気です。からだが小さいということもありません。 |
会社や学校の付き合いでなかなか穀菜食にできません。どうしたらよいでしょうか? | |
あなたの命は上司や同僚、友達のものではありませんよね。あなた自身が決めるものですが、 あなたの体調、あなたの夢や希望によって食生活は決まってくるものです。日々の基本的な食事 (朝昼晩)は穀菜食にし、付き合いの食事は幅広い陰陽の勉強に充てるというのもひとつです。 ちなみに腸を改善するには一日二食にしたり、ときに半断食や断食などを年に何度か組み入れると よい場合があります。(もちろん体調や体質によりますから半断食や断食が合わない人もいます) 陰陽の偏りが小さく、中庸な体質になると、心身ともに充実し、どんな人とでも調和的に 付き合えるようになります。 |
夫が穀菜食に理解ありません。どのように生活したらよいでしょうか? | |
穀菜食は少しずつ広がって来ていてもまだまだ少数派です。 現代の常識を重んずる人であればあるほど少数意見の考えには異を 唱えるものです。わが家の母も祖母もそうでした。しかし、わたしが 穀菜食で元気になり、マクロビオティックで病気が快癒された人たちを 次から次へと目の当りにするようになったら、今ではすっかり マクロビオティックに共鳴しています。あせらないことです。 あなたが笑顔で楽しい食卓と家庭を切り盛りしていればかならず 旦那さんも協力してくれるはずです。 |